東京国際映画祭でロマン・グーピル監督の『来るべき日々』(Les Jours venus)を鑑賞。
本国フランスでは来年2月公開。
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最後のQ&Aで質問されているかたもいらっしゃいましたが、
前作『ハンズ・アップ!』は子供たちの目線から描かれていた一方、
本作は監督自身が主役を務めていて、
“老い”や“死”への不安が感じられるもの。
タイトル『Les Jours venus』も“死”につながるもので
誰でもいつかは迎える日、ということ。
と言ってもただ重苦しく、死に対して手を拱いているだけでなく
笑いや日々の幸せな要素も交えつつ
面白可笑しくユーモアたっぷりに描かれている作品。
「『ハンズ・アップ!』は受け入れる人が多いでしょうけど、
この作品は難しいかもしれません…」
と鑑賞前に某氏から聞いていたのですが
いやいや、面白かったです!
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、マリナ・ハンズ、ノエミ・ルヴォヴスキと
豪華共演陣に加えて、ラストシーンには
マチュー・アマルリックとアルノーデプレシャンも!
嬉しくて思わず「うわ」って声出そうになった。
彼らが映った写真をメインに使う公式サイト、ずるいわあ(笑)
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そしてQ&Aの最後には監督が
「ぼくのことを日本で一番最初に評価してくれた方がいます。
その方はカイエ・ド・シネマ・ジャポンを作った方です。
彼が書いた批評を見て、もちろん僕は日本語がわからないけれど
“なんて美しいんだ”と感じました。
梅本洋一さん。
この作品は、彼へのオマージュなんです」
と。。。
思わずジーンと、こみあげてくるものがありました。
そして最後には
「妻の裸体を大スクリーンで見たので…
今夜はどうなるかわかりません(笑)」
と爆笑を誘って会場を後にしたグーピル監督。
さて、この夜どうなったのでしょうか…
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