WOWOWで放送してたので『パリ、青いスカートの女』を鑑賞。
「ふぁっ!?」
と不思議なシーンが多々あり…
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一見なんの共通点も持たない中年男と若い女、肉体関係だけで結び合う2人の関係を綴った、いわば21世紀版「ラストタンゴ・イン・パリ」的なドラマ。「スリープレス・ナイト」の女刑事役などで注目の高まるフランス女優L・ブロシュレが、自殺願望を秘めた空虚なヒロインを好演。ヒロインの複雑な心情を表わすように、途中からブロシュレに加えて別の女優も2人1役でヒロインを演じるなど、トリッキーな演出にも注目したい。
この「2人1役」ってシチュエーションが、初見ではさっぱり理解できなかった。
ジュリエット(役名)が二人出てくるんだもの。
まったく似てない二人。
名前こそジュリエットではあるけれど、名前で呼び合うシーンなんて数少ないし。
二人ともパンティ(「パンツ」ではなくこう表記したい)見えるくらいのミニスカート履いて自転車乗って。
二人ともはげ散らかした中年男・エティエンヌと体を重ねて。
てっきり、中年男が奥さん以外に二人も若い子と肉体関係を持っているのかと思ってしまって、軽く脳内カオス。
どうやら、ジュリエットが強い自殺願望を抱くときに、
別のジュリエットが現れる…ということらしい。
ゴダール『女は女である』とか『中国女』とか
意識してんのかなーって思うところがあって。
だけど全然伝わってこない。
性的欲求みたいな本(ちょっと聞くに堪えない)の朗読して、
いきなりデッキブラシで体こすり始めたかと思いきや
はげ散らかした中年男が足でいじりはじめて、
「ふぁっ!?」
はげ散らかした中年男が全裸で部屋の隅に体育座りして
二人のジュリエットから辱めを受けて、
「ふぁっ!?」
その中でも最上級の「ふぁっ!?」は
行為を拒むはげ散らかした夫に腹を立てて
避妊具を頭からかぶって、鼻息でひたすら膨らます…
っていう…ね。
思い切り笑ってしまったけれども。
しかしこの奥さんがジュリエット以上に怖かった。
この作品、allocineにも情報なくて、
フランス版Wiki情報だと全篇デジカメで撮ったということしかない。
※注釈※
別に中年男はハゲを散らかしてるわけじゃないし
実際そんなハゲてもないんだけど
個人的に散らかしてるように見えただけです。