もうこの時期に仕事が忙しいのはほんと勘弁してほしいわー。
というわけでようやくフィルメックス参加。
アニエス・ベー初監督作品の「私の名前は…」(Je m’appelle Hmmm…)を観てきました。
フランスでもまだ公開されてないんですよね。
会場、めちゃくちゃモードな人たちがいっぱい…そんでかわいい女の子もいっぱい…☆
上映前にアニエス本人が登場。
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銀座歩いててもこの格好だったら絶対に気づかないと思う…
オーラ全消しな感じだったけど、ちょっと親近感。
友達になれそう度、勝手にアップしました。
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上映前だったのでほんとご挨拶程度で退場。
さて、映画はというと…
フィルメックスのあらすじでは「家庭環境の中で心に傷を負った少女は」と書かれていたけど
そりゃーそうとしか書けんわな、っていうあらすじ。
↓日本語で書くとブログのシステムに弾かれそうなのでフランス語で拝借。。
Céline, 11 ans, vit avec sa famille dans une banlieue pavillonnaire parisienne.
Le père est au chômage. Il abuse d’elle régulièrement.
35年も生きてりゃグロテスクな作品もいろいろ観てきたけど
この設定はほんと生理的に受け付けなくって。
もうのっけから「あ、ダメかも」って。
そもそも本作、「アニエス・ベー」という監督名でなく
「Agnès Troublé(澱んだアニエス) aka Agnès.b」ですものね。
アニエスのフリーペーパー見てるような独特なカットが多かったけど
あくまで「映画館で映画を見に」来てる訳で
「絶対要らんだろ」ってツッコミたくなるシーンも多々あり…
本編121分、大体3分の1はカットできただろうな、と思ってしまった。
豪快ないびきが至る所から聞こえて、
上映後に会場が明るくなっても寝続ける人も散見。
あらすじに沿ってストーリー展開に注力するか、イメージビデオ的に独自の世界に入り込むか、
どっちかに絞って作っていれば感じ方も違ったのかもしれないけど…
なんか方向性がよく掴めないままだったな。
(というよりも私自身が母親役のシルヴィ・テステュより疲れた状態で見てたから悪かったのかな)
でもでも!
やっぱりアニエスは色の使い方がうまいなー、って思った。
ここ最近特にマイブームな色の「赤」。
寂れた情景の中でも、暗い雰囲気でも、特にその赤色(朱色?)が映えててそこは好きだった。
途中で入る青もすごく好きだった。
これが80分の作品だったらもうちょっとマイ評価アップしてたなー。
でも土曜朝一の上映、アンスティチュの授業休んでまでは行けないな…