TIFFで見た作品の感想が書けていないまま、他の映画祭がドバーッと始まってしまう…
あ、改めて『もうひとりの息子』、サクラグランプリおめでとうございます
本当にいい作品だったので、是非公開して欲しいです!
でももう大スクリーンで見れることはないのかな…
さてさて、今年は10枚チケット予約して内1枚は仕事終わらずで行けず
内1枚は決済方法をコンビニ支払にしてて入金忘れてしまったというオチ。
でもなおちゃんに当日券買ってもらってアサイヤス二回目鑑賞。
大きいスクリーンで体験するアサイヤスの音楽と映像は格別だった。
結局9本、ほとんどワールドシネマ部門しか見れなかったのですが
唯一見たドキュメンタリー映画レイモン・ドゥパルドンのフランス日記(Journal de France )。
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『それぞれのシネマ』『モダン・ライフ』のかわいいおじいちゃん・ドゥパルドン監督のドキュメンタリー。
「フランス日記」というよりは、世界中をドゥパルドン独特のフィルタを通して見た「世界日記」でした。
妻・クローディーヌ・ヌーガレ(超美人)が自宅に埋もれていた未発表作品を集めて作ったそう。
その前知識を得てでの鑑賞だったので、彼の「仕事」というカテゴリに属さず「芸術家」という枠にもとらわれないフィルムの断片に、お互いを尊重し合っている愛情をひしひしと感じました。
世まるで作り話のようなゆったりと穏やかな時間の中、フランス中でアナログカメラのシャッターを押す現在の彼の姿と、過去の彼の撮影した映像を交互に映すという構成が面白くて。全て真実しか映し出していないのに、現実と非現実をふわふわ彷徨っているような不思議な感覚。
警視庁24時みたいなこともしてるシーンに微笑み、「昨日はオリーブを4kg収穫したよ」なんて世間話してるおじいちゃん4人を映すシーンに、妙な幸福感に溢れて思わず涙し。
ロメール『緑の光線』の録音技師だったヌーガレさん、そこが二人の出会いだったのですが、撮影風景が映し出されたときには思わず叫びそうになるくらい興奮してしまいました…
アラン・ドロンやゴダールも出てきますが、いやはや、動いてるロメールをあんな大スクリーンで拝めるなんて、そりゃもうあなた(中略)
イメフォかユーロスペース辺りで公開しそうだけどーどうかなー
そういえば、ドゥパルドンでamazon検索したら、写真がいっぱい出て来たんだけど…
ポスター レイモン ドゥパルドン “Ethiopia Landscape, 1994” 額装品 ヴィドフレーム(シルバー) |
商品説明が、ウォーホルなんだけど、なんでしょうね、これ。