フランス映画祭2012特別プログラム「メルヴィル・プポー特集 誘惑者の日記」

フランス映画祭2012特別プログラム「メルヴィル・プポー特集 誘惑者の日記」で、ラウル・ルイス監督作品『犯罪の系譜』を見て来ました。

上映後にメルヴィル・プポーのティーチインがあるので、立ち見もでるほどの大盛況!

プポリン、なんと上映前にも舞台上で挨拶してくれました。
スーツで綺麗な男前~。

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初の日本語字幕付き鑑賞。それというのもこの『犯罪の系譜』、今回の特集で日本初上映だったのです。
ミシェル・ピコリもカトリーヌ・ドヌーヴもマチュー・アマルリックも出てるのに!
こんなにも面白い作品なのに!
ほんとラウル・ルイスって日本上映作品が少ないのねー。
複雑に絡み合う人間関係、心理ゲームのような展開。
(とは言っても役者に心理的アプローチを求めなかったラウル、
プポリンはわけのわからないまま演じてたらしい)

映画の感想は後日…(ああ、こうして書きたい記事が溜まって行くのよ)

そして上映後はプポリンが再び壇上に。

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途中動画で撮ったので(画質悪いけど)Youtubeにアップしてみました。

前日の『ミステリーズ・オブ・リスボン』に続き、ラウル愛が全面に出ているプポリン。

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この作品の中で、ドヌーヴは母親・恋する女性・弁護士・(ネタバレなので以下略)…と、様々な側面から描かれた役所を見事に演じていますが、彼女について質問されると

「僕は若い頃にキアラと付き合っていたので、彼女は義理の母親のような存在です。
若い頃から女優をしていたので、自分を守る術を知っている人。
(機嫌が悪いときなどは)自分の周りに防護壁を作るので、誰も近づけないんですよ」

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終止ユーモアも交えながら。
今回の通訳さんのやり取りが一文ごとだったからかもしれないけど、
実にリズミカルで話が達者な人だ。
著書『Quel est mon nom?』(僕の名前は何?)も是非読んでみたい。

そんで「僕は役者になるために生まれて来た訳ではないと思っている」と言ってたけど
生涯役者でいて欲しいな。

今後も日仏学院で上映される特集でオススメは?と聞かれ、プログラムを見入るプポリン。

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「これは10年前に見たきりだなー」などと言いながら、結局ほとんど全部お勧めしちゃうのよね。

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「メルシー、安美!(日仏学院の坂本さん)」と言いながら、そのプログラムをくしゃくしゃに丸めちゃうところがかわいい。

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最後の一言も動画で撮っておった。

この後、ロビーには女性たちが群がる…その圧力に負け、二日連続のサインゲットは諦めました…

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今は京都でどんな夜を過ごされているのかしら、プポリン。