ファニー・アルダン×セルジュ・トゥビアナ×青山真治監督 トークショー

昨日はかなり早起きして7時頃に日仏へ。。。。
ファニー・アルダン×セルジュ・トゥビアナ(シネマテーク・フランセーズ館長)×青山真治監督の鼎談を目の前で聞くために!
金曜日のチケット取れなかったのがかなり悔しく、Kさんと一番乗り目指していったのでした。

上には上がいて、一番ではなかったけれど、、、かなり近くでファニー先輩拝めた!

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さて、ファニー先輩の初監督作品『灰と血』。
セルジュ・トゥビアナ氏が「彼女のすることはまったく予測ができない」と言いましたが…
まったく予測不可能な、衝撃的な作品でした。これまたプロデューサーはパウロ・ブランコ。

脚本を二年かけて書き上げ、資金繰りも大変だったとファニー先輩。

青山監督「こんな作品見たことない」
トゥビアナ氏「この作品を例えるなら、金玉だ」(おいおい笑)

と、悲劇というカテゴリにも括れない、他に例を見ない作風。
馬が、羊が、狼が駆け抜ける横で繰り広げられる人間の醜態劇。

そんなカメラの向こう側(女優)とこちら側(監督)の立場を経験したファニー先輩から
映画への愛、トリュフォーへの愛を聞くことができました。

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指をパチン!と鳴らしたり(推定20回)、
掌に緑のペンで十字を書いてたり、
爪を噛んだり、ネックレスをいじくったり、
と、なかなか落ち着きのない少女のような一面を見せる先輩は、とてもかわいく。

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そして笑顔がとても愛らしく。

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憧れの女優さんでしたが、なんでしょう、この親近感は。
決して高ぶることなく、そして最後にまた「映画を愛する人は同じ目をしてる!」というような明言を放ち
ファンと対等に接してくれる先輩。

もっともっと「THE・女優」なファニー・アルダンを想像していたんだけど、
作られた役でない、素の彼女は聡明でありながら乙女な顔も見せる、一人の素晴らしい女性でした。

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最後にフォトセッションの時間まで設けてくださり、ファンサービスすごい!

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日仏学院映画担当の坂本安美さん。こんな素晴らしいイベントがあるのも彼女のおかげ。感謝。

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終わった後はロビーで一斉にサイン会が。
Kさん、サインもらえてよかったね!(と、私も流れでちゃっかり2回目のサインいただきましたけど)

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そして「また二人で日本に来ます」と言ってくださったセルジュ・ファビアナ氏&ファニー先輩。
そのまま神楽坂へ消えて行きました。

ああ、いい一日でした。