去年12月のゴダール映画祭、勝手に気狂いなラインナップだったので
大好きな『はなればなれに』を観に行けず…
ゴダールだし、きっとどこかでまた上映してくれることを祈っていたら
意外と早く願いが叶いました。
ジャン・リュック・“シネマ”ゴダールのマイベスト。最高傑作だもの。
(ゴダール独特の虚構性がないからかしら…)
やっぱりこれはスクリーンで観たいでしょー。
吉祥寺バウスシアター、ありがとう!!
休日の夜に上映=サラリーマンでも観に行ける。
土曜夜のバウスシアター、キャパは少ないとは言え満席でした。
(んー、でもやっぱりラインナップに『アルファヴィル』、ないのねー)
高速道路わきのカフェの名前が「Tout va bien」だったり
パリの街に突如現れるお店の名前が「Nouvelle vague」だったり。
わ・か・り・や・すっっ!!
「ミシェル・ルグラン最後の(?)音楽映画」だけあって、ルグランを心底愛する人間として音楽も楽しめる作品。
だから自宅のTVじゃ物足りないのよね。
カフェのトイレ近くでかかってる曲が『シェルブールの雨傘』のアノ曲だったり。
で、ベタだけどマジソン・ダンスのシーンが大好きなんです。
このシーンだけでも何時間も観ていられる。
アンナの、三角眉毛で困惑した顔のシーンが多い本作だけど、
ダンスが終わった後のはにかんだ顔がなんとも好きだ。
やっぱりアンナは笑顔が好き。
ルーヴルを“最短記録で”駆け抜けるシーンも爽快で好き。アンナが楽しそうだから。
タイツを被るのはいいけど、手袋してないから指紋べったべただったり
ハシゴ出しっぱなしだったり、フランツとアルチュールの強盗の間抜けっぷりも好きなんだけど
やっぱりアンナに釘付けになっちゃうのよね。
それにしてもいつ頃からゴダール作品を鑑賞するのにこんなに身構えるようになってしまったのだろう。
ソシアリスムも然り。
単純な脳内システムでは、解説つきでも理解不可能なことが。。。
超オンザ眉毛の前髪、観るたびに真似したくなるんだけど
(実際学生時代にやったよねー)
ほっぺたの膨張度合いが目立つだけだし
mon mariから大ヒンシュクをかうに違いないので止めておこう…
ピーコートにチェックのスカートに黒タイツは早速明日☆(単純…)