ノリコの入院前夜

手術決定から約半年。
つらい薬治療に耐えてきました。長かったー!

入院前PCR検査も無事に陰性で、明日からついに入院生活が始まります。

家族ですらお見舞い厳禁、一度入院するフロアへとあがったら退院するまで一切他の階への移動すら不可能(一階にコンビニあるの楽しみにしてたのに涙)、Wi-fi利用不可…と、ただでさえ厳しい入院生活にコロナ禍が追い討ちをかけて、完全な監禁状態です。

iPhoneとiPadに映画ダウンロードしまくりました。

手術は全身麻酔されるのでたぶん気がついたら終わっていると思います。
最初は「手術」という単語だけで怖くて怖くて毎日泣いていたけど、もうそこは腹を括ったというか、身を委ねるしかないなという感じなんですが、まーーーーとにかく、毎日の採血がいやでいやで。

採血が「この世のいやなこと」マイワースト5にランクインするくらい嫌なので、採血のときにも全身麻酔してほしいくらいです。

と、今まで病院と無縁の生活を送ってきた分、憂鬱ポイントをあげればキリがないのですが、みなさまから温かいお言葉&お見舞いのプレゼントをいただき、もう私は無敵です!

早く退院してメイクもネイルもしたいし、お酒も飲みたいし(もう断酒して長いので飲める不安だけど…)、なによりもフランスに行きたい!フランス語勉強したい!!

そしてこのブログをご高覧いただいている女性のみなさまへ。

今回私は子宮筋腫全摘出手術のため入院します。
子宮筋腫は女性の4人に1人はかかると言われています。

生理が重かったり、量が多かったり、生理痛がひどかったり、不順だったり、と生理が普通でない状態のかたは、すぐに病院へ行ってください。
夜用の超熟睡系の分厚いナプキンを使っている方、もう危ないので、婦人科へ相談レベルでもいいので行ってください。

私のように全摘出しなければならないほどに筋腫が大きくなってしまっていては、手遅れです。
手術は不可避になってしまいます。

手術はすぐにはできず、薬治療で3ヶ月から6ヶ月ほど要します。

この薬治療は、副作用がない人はいないんじゃないかと思いますが、私は特に合わなくって、本当につらかったです。

ワクチン接種後と同じような倦怠感で大好きなフランス語の勉強もまともにできないし、肌はカサカサになるし、ホットフラッシュと言われる火照りがずっとつきまとい体温調整ができないわ、という具合で、この期間ずーーーーーーっと体調不良でした。

もちろん仕事のスペックも落ちます。モラハラ上司に「生産性がない」って言われました。(←これたぶんしばらく根に持つわ)

今まで何度も「子宮筋腫の疑い」と言われてきたんですが、わずか一年でとんでもなく筋腫が肥大化していましたので、少しでも生理の調子が悪かったら、ほんとすぐ!速攻!病院へ行ってください!

みなさまにはこんな悲しくて悔しい思いをしてほしくないです。


信頼の置ける病院なので大丈夫と信じていますが、一応遺言として残しておきます。

「私の遺灰は、ほんの一部でいいのでセーヌ川にまいてください!」

では行ってきます。