パリ植物園 光の祭典「Espèces en voie d’illumination」

セーヌ川を渡り、この旅初のパリ左岸へと。
最寄駅はオーステルリッツ駅。植物園にやってきました。

この冬が初開催、植物園のイルミネーションイベント「Espèces en voie d’illumination」。
ノエル時期~1月中旬まで開催のイベントでしたが、夢の世界へ誘うような感じではなく、動物や植物のランタンが並びます。

Cette exposition éclaire la conscience des petits et des grands, et montre à quel point il est important de préserver notre faune et notre flore.

動植物を保護することがどれほど重要であるか、と訴えているのですね。

昼間は通常通り植物園として開放されていて、17時頃からイベントのために一旦閉めて、18時にイベント開始…という、なんとも忙しい感じだったらしいです。
スタッフ大変そう…

めちゃくちゃ混んでいる、という噂は聞いていましたが、「こんなにフランス人って並ぶの!?」て想像以上に長い列にビックリしました。

3時間くらい待つかしら…とびくびくしていましたが、実際は50分くらいでした。
待っている間も、周りのフランス人たちの会話を盗み聞き楽しみながらだったので、そこまで長くは感じなかったかな。セーヌ川沿いだったけど全然寒くなかったし。でもカフェでトイレに行っておいてよかった。
列は当日券、前売券購入済の列に分かれていましたが、いったい当日券の人たちの入場はどのくらいあとだったのか…。

荷物チェックして入場できた後も、なかなか進まず。
公式サイトにはよく見たら「月~木曜か20時以降の入場なら空いています」とありましたが、このとき土曜日18時過ぎ。一番のピーク時だったのか!
確かに帰るころ21時前でしたが、空いていたかも。
(とはいえあまり遅い時間にメトロに乗るもの怖いからいいけど)

さあ、ついに入場です!





フランスのアニメってかわいいっていうよりもシュールで現実的なタッチが多いけど、このイベントもまさしくそんな感じ。
「かわいい」って口にしたのは後半に出てきたパンダくらいかしら。






広大な敷地内、大まかに「絶滅危惧種」と「動物園」のエリアに分かれていました。
その2つのエリアを繋ぐのは、サメ!

Le Requin blanc
Avec une taille maximale supérieure à 6m de long, c’est l’un des plus grands poissons prédateurs vivant actuellement dans les océans…

現存する海洋生物の中でも最大級のホホジロザメ。
ホホジロザメは6メートルなのですが、このサメ型ランタンは30メートルも。
みんながサメに食べられるように吸い込まれていくさまは、傍からみてて面白かったです。

実際の動物園でもあるのでアライグマなどリアル動物もみかけました。
たぶんもっといたんだろうけども、暗闇で見えなかった。





Ce festival de lumière insolite est aussi jalonné de spectacles vivants sur le thème de la nature et d’ateliers pour les enfants qui pourront même construire et décorer leur propre lanterne.

insolite とあるけれど、確かに今まで観たこともないようなスペクタクルだった。
あと、動植物のボキャブラリーもだいぶ増やすことができてよかったです(笑)

とっても好評だったようだから、また来年もあるかなー??


パリ植物園 Jardin des Plantes de Paris
http://www.jardindesplantes.net/
57 Rue Cuvier, 75005 Paris