ヴォー=ル=ヴィコント城への行き方は超簡単だった!

あまりの美しさにルイ14世が嫉妬し、ヴェルサイユ宮殿を作らせたとも言われるヴォー=ル=ヴィコント城。
ヴォー=ル=ヴィコント城を建設した芸術家たちがこぞってヴェルサイユ宮殿の建設に従事させたというのだからそりゃ似たようなものになるでしょう。。
ここのノエル、デコレーションのために11月はまるっと休業するんだから本気度が半端ない。
もともとGilets Jaunesデモが行われる土曜日はパリから日帰り旅行しようと決めていたのですが、せっかくノエル時期にパリにいるんだもの、行かねば!と思い旅程に組み込みました。

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もうやめてよねー

前々日にラファイエットのKさんとお話しした時にこのお城に行くことを話したら「個人で行けるんですか!?」と言われました。
私も勝手に “ツアーでしか行けない、不便な場所” というイメージを持っていたんですが、最寄り駅からシャトルバスが運行されるようになったので、個人でも簡単に行けるようになったのです!!

オフィシャルサイトに一部日本語のページがあって、こちらのページに詳しく書いてありました。

東駅からP線に乗り、ヴェルヌイユ・レタン(Verneuil l’Etang)駅で下車します(発車案内板を見てプロヴァン(Provins)行きの列車を選んでください)。列車は60分ごとに運行し、所要時間は35分です。

パリからツアーで行くのが楽だけど、なにごとも経験!ということで二日連続の東駅。

電車の切符を買っていなかったので、自動販売機で購入。多分8.6ユーロくらい。
(本当は窓口の人と会話しながら買いたかったのに、長蛇の列で断念)

人生初の「P線」。
指定席ではないけど、RERとはまったく違って綺麗な車内でした。


パリからはわずか35分なのですが、車窓がみるみるうちに別世界へと変わっていく。。

Verneuil l’Etang駅は、無人駅。

シャトルバスは電車の到着時間に合わせてVerneuil l’Etang駅を出発。
往復料金で10ユーロ。このときは安いのか高いのかわからない金額だなーと思ったけど、いやこれはお安い。


30分くらいは乗ったでしょうか。
これはとてもじゃないけどシャトルバスがないと個人では難しい…
標識も全然ないし、住宅街の細い道を通ったり、延々と続くのではないかと思う田んぼの中の一本道をずーっと走ったり。


看板もなく、いきなりお城が現れた感じ。
何もないところからポンっと登場、いきなり感がすごかった。

バスの出発時間を確認。こちらもパリ行きの電車に合わせて、1時間ごとに出発しているようです。