パリの縁日博物館 Musée des Arts Forains で魔法にかけられる その3

さあ夢のツアーもいよいよクライマックス。
ついにMusée des Arts Forains (縁日博物館)の館へといざなわれます。


もうなんか、すべてが

まぼろし~

なのかなんなのか。これが魔法なら永遠にかかったままでいい。

Orgue Hooghuys
ベルギーのGrammont 社製のオルガン。1905年のもの。
「移動遊園地が、やってきたよ~!」とArts Forainsの訪れを町中に知らせるためのオルガン。

鍵盤だけじゃなくて、ドラムもついてるの。
これを穴の開いたボール紙で制御しているんだよ、すごい!!
(当時の手法そのままらしいのですが、2017年に調整はしているそうです。)

とにかくかわいいので動画で見ていただきたい…
ドラム叩くところがたまらなく萌えポイント。

Manège de chevaux de bois
木製メリーゴーランド

もうこれは言わずもがな。。ですが、100年も前から存在していたものに乗れることの喜びよ。


馬は、フランス製とドイツ製があるようです。



結構時間も押しているので、「これは何ですか?」って質問する間もなく、
次なるアトラクションへと移動してしまう。。。





さあ、ついに、ついに!!

本当のクライマックス!!

Manège de Vélocipèdes(ヴェロシペードのメリーゴーランド)

自転車の祖先にあたる乗り物「Vélocipède」。1897年の乗り物です。
元祖メリーゴーランド、原動力は蒸気や電気でなく…nos mollets (ふくらはぎ)!

「早く漕ぐと100kmもスピード出ます!
…ていうのは大げさだけど、30kmのスピードが出ますよ。吹き飛ばされないように一生懸命漕いで!」

乗った時の動画。。
(なおちゃん撮影。私、3周目くらいから速さについていけず漕げていない。。)

3記事に渡りお伝えしてきた縁日博物館レポート。
これだけ濃厚なガイドツアーでしたが、全部のアトラクションや展示物について説明されていないので、これはもうまた来るしかないなあ。

本当に本当に楽しかった!
全人類マスト!な博物館ではないでしょうか!!


縁日博物館 Musée des Arts Forains
http://arts-forains.com/

53 av des Terroirs de France 75012 Paris