パリの縁日博物館 Musée des Arts Forains で魔法にかけられる その2

縁日博物館レポートのつづきです。

これ、昔のフランスにもあったの!?
日本語でもなんていうかもわかんなかったんですけど「顔ハメ看板」っていうのですね。
フラ語だと Panneau de visage? Panneau de trou pour le visage?

ヴェネチアの「ため息の橋」(Pont des Soupirs イタリア語でPonte dei Sospiri)のセットもありました。
本物の橋は、下をゴンドラで通るときにキスをすると永遠の愛で結ばれる…という伝説の橋らしいですが、このセットの下は扉になっています。

ガイドさんが、扉を開けると…

パリにいることが嘘のような中庭…真昼間だけど「ミッドナイト・イン・パリ」!!



結局ここは外からの案内だけだった建物「Magic mirror(マジック・ミラー)」。

そして中庭へ。

木から馬が飛んでる演出も。
もう遥か昔に失われてしまった純粋な心が蘇るようです。

昔線路だった面影も少し残す中庭。
映画のセットの中にいるようで(実際に映画のセットにも使われてはいるけど)、泣ける。







続いていざなわれたのは、Théâtre du merveilleux。



前の記事に引き続いて言いますが、これ全部個人の所有物です!





アトラクションの名前を言わずにクイズタイム。

小さい門の中に吊るしてある鈴を鳴らした者が勝ち!
なのですが、一体何を使って鈴を鳴らすのでしょうか?

という問題で
「ねずみ!」
「ハムスター!」
と生き物の名前がたくさん候補ででたところで…

「Non!動物じゃないよ」
と大ヒントが飛び出し

「コマ!」
「正解!」

このアトラクションの名前は「Toupie Hollandaise」(オランダのコマ)。

こうやって遊びます

Course de chevaux 馬レース
その名の通り競馬風の遊び。
ボールを穴に入れて、「1point = 1pas」「2point = 2pas」…
1ポイントの穴にボールが入ると馬が1コマ進む、2ポイントの穴だと2コマ…
という風に競うゲームです。


私頑張った、頑張ったけど…2位でした。
(1位はみなさんからの「拍手」がもらえます笑)

続いて、
ここもSalons Vénitiens(ヴェネチアの部屋)のイッツアスモールワールド的な奴かな、と思ったけど…
ツアーが始まってから約1時間この非日常的な世界に、ツアー参加者みんなどっぷり入っているから、最初とはわけが違う。


音楽が流れたら、みんな踊りだすの。
大人も子供も、おじいちゃんもおばあちゃんも!

テレパシーでピアノを弾くユニコーンのアバンギャルドでシュールな絵も素敵すぎて、もうなんかわけわかんなくなって涙出た。

夢なの?
こんな現実が平成30年に存在するの?

縁日博物館 Musée des Arts Forains
http://arts-forains.com/

53 av des Terroirs de France 75012 Paris

次の記事に続きます!