おじさんから、学ぶこと。「パリのすてきなおじさん」

フランス仲間のさとこちゃんからオススメされた一冊
パリのすてきなおじさん』。

表紙のおじさんイラストは4種類あるらしいです。
私は本屋で目が合った、渋いおじさんを選びました。

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「パリでおじさんを集めよう」
なんて素敵なひらめきなのだろう。

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パリでおじさんをナンパしたりして、インタビューするという
不思議な試みをこんなにも華麗な一冊に仕上げるなんて!!

おじさん(年齢的に「おじさん」とは言いづらい人もいますが。)
一人ひとり、それぞれの哲学があって
周りに流されず、アイデンティティーがある。
いい感じで深みと重さ、そしてウィットに富んだジョークも交えたりしている。
おじさん一人あたりのインタビュー内容は2~3ページとボリュームは少ないけども
そこにおじさんそれぞれの、「生きざま」が凝縮されていていちいちかっこいい。

みんな見事にかっこいいんだ。

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彼らにとって一番大切なことはお金を稼ぐことではない。
他人に認められることでもない。
自らの意思を貫いて生きる、かっこいいおじさんばかりだ。

私が知っているパリはほんの一片だということも改めて実感。。
いや、もう一片どころか…

中でもフリーメイソンのくだりはとても興味深かったなー。

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筆者の金井さんの言葉の魔法も加わって、本当にすてきなおじさんの哲学にきゅんとした。
おじさんの生きざまを見て、背筋がピン!と伸びた感じ。

「出る杭は打たれる」
日本だけの話ではなく、フランスでもそう。
でもやっぱり多様性のクセのすごさはフランスには到底かなわない。
周囲に流されずに自分が選んだ道を進み、極める。
ああ、ぶれないって、大事!

パリのすてきなおじさん