フランスでも涙。「この世界の片隅に」Dans un recoin de ce monde

コレットを出て、凱旋門までメトロで秒だわ。

・・・と余裕ぶっこいてたら反対方向に乗ってしまった。
しかも反対方向に乗ろうとしたらメトロの出口でてしまって、その切符で再度入ることできなくて、ぎょえー、カルネ1枚損した、あれ、いつの間にか時間ないし、ぎょえー!

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て、無駄に慌てたけどなんとか間に合いました。

映画はネットで予約したので、時間厳守です。
9月6日にフランスで公開になった、「この世界の片隅に」(仏題:Dans un recoin de ce monde)
を見に来たのです。

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旅行計画を立てているときは、パリでも一日一回上映、て映画館が数館、
予定立てづらいわー、って思っていたけど、
いざ公開したら一日6回公開、パリ中の映画館で上映されているじゃないですか!
ひゃほー。

凱旋門と、すずさんのポスターを、ひとつのフレームに収める日がくるなんて!
大好きな作品だけに、大好きな街で、同じ劇場で見る人々がどんな反応をするのかも楽しみにしてきました。

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ところが、です。

ぎりぎりで入って、上映3分前の時間でも、観客は10人程度・・・

公開直後ってこともあったし、街でもポスター全然見なかったし、まだ知られてなかったのかな。
日本でも口コミで広がったしこれからだよ・・・な・・・
(実際、公開から二か月経ったらallocineで評価4.1!!!)

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おおきい劇場だけど、指定席ではありません。
刺繍の席番号に胸キュン。

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この作品を劇場で見るのは4回目。
毎回、号泣です。

フランス人は鼻水すすらないから、「すすり泣き」するような音は聞こえなかったんだけど、
自分がぐわーて涙出たとき、周囲も涙をぬぐうようなしぐさしてたから、みんな泣いてたと思う。
(視野がとにかく広いんです)

エンドロール終わるまで見ていた人は私含めほんの数人だったのも、残念だなー。
最後まで見ないと、リンさんが報われない。

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珍しく(?)解説付きのフライヤーが。
できるだけフランスの人に読んでいただきたいので、ほんのちょっとだけもらって帰ってきました。

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フランスを愛し続けて20余年、私史上初、フランスで日本映画を見た経験。
それがこの作品で、よかったなー、と。

シャンゼリゼ通りでのんちゃんの声で、フランス語字幕で鑑賞できるなんて、うれしい。
フランスでDVD出たら買おうっと☆