ヴェルサイユの街歩き〜Mちゃん宅でラクレットパーティー

ヴェルサイユの街歩き。
ただ駅を目指して歩いているだけなのに、なんだろう、とっても楽しい。

この街はどうしても宮殿の印象が強くて、駅から宮殿までの道程以外はたいして見たことがなかった。

初めて来る街のよう。なんだかとっても新鮮だわ!ゴミ箱ですら!

「建物の6階以下全部なくしちゃいました!」みたいな、かわいい民家が並ぶ通り。

カープが強かったので今年はたくさん鯉のぼりを見たけど(笑)
まさか鯉のぼりをこの街で見られるとは…!!

二階がもう屋根裏、みたいな感じなのかな。かわいい造りだ。

今まで結構時間に追われる(というより自ら追い込んでた)旅スケジュールが多かったけど、こうしてゆっくり歩くのもまたすごくいいなーと思った。
多分待ち合わせていなかったらもっとぼんやりしていたわ。

パティスリーは大繁盛でした。

19時にサンカンタン駅待ち合わせ、まだ18時、余裕だわ、と思いながら小道を入ったりしていたけど

辿り着いた駅「ヴェルサイユ リヴ・ゴーシュ」からサンカンタン駅には行かなかった…トラップ!
相変わらず詰めの甘いノリコ。
乗り換えよりは、サンカンタン駅へ向かう列車が走る駅「ヴェルサイユ シャンティエ」まで歩いた方が近そうだ。

ああ、時間に余裕持っておいてよかった!
とは言え初めての道、Google先生の指示に従い進みます。

Jardin des étangs Gobert 。ショートカットまではいかないけど、公園を通り抜けていくことにしましたー。


Google先生は徒歩13分と言ってたけど、公園内で歩みを緩めたけど、ほぼその通りにたどり着けました!ありがとう先生。

ホームへ降りるエレベーターのボタンが好きな感じ♪

ああ余裕だわーと思っていたのに、1本電車がsupprimé、、、
Mちゃんに連絡したら、「ああーよくあるよくある」ということで、やや遅刻。

Mちゃん家に着いたら既にディネの準備が!!
ラクレットパーリー!!!
こんな素敵な機械があるんだなあー。欲しい。。。

19時半でもまだ外は明るいけど、パーリナイの始まりです♪

とろとろに溶けたチーズを、上で焼いた野菜やソーセージにかけていただきます。
日本で言う焼き肉みたいな感覚かしら。素敵なディネ。

Mちゃんは大学の同級生。
私がほわほわーっとギタポやってるサークルの隣で、とってもヘビーな音楽を奏でていました。
文系の華やかさとかなり隔離された理工学部のキャンパスで過ごした同士です。
卒業以来、Mちゃんの結婚式と、数回飲み会で会った程度。
まさかフランスで、しかもMちゃんのお宅に泊まらせて貰う日がくるなんて!!

一年半フランスで過ごしたMちゃん家族は、もうすっかりフランス人。
休みの度にヨーロッパ中を車で巡れるから羨ましいわ!!
夏休みに行ったイタリアのお酒も含め、大人たちで3本あけたわ。

募る話は山ほど!!
二人の子供が寝た後もおしゃべりは続く…

さて翌朝。
フランス旅行も6日目。
ラクレットが立派なオムレツに変身。
お土産の梅干しで早速おにぎり作ってくれたー!!幸せなプチデジュネ。

朝のお散歩へ。この日も、快晴です!

「ここはねー、●●ちゃん家」「ここ●●くんのお家」
パリから少ししか離れていないのに、この街はご近所さんみんな知り合いみたいな感じです。

「あのね、●●くんは、湖の上のマンションに住んでるの」
と、聞いたときに結構すごいマンションを想像したけど

想像していたよりも、ジブリ的なマンションだった。

湖の真ん中に、マンションが何棟も…不思議だ。
今年のパリ大雨のときは、下の階の人は結構ヒヤヒヤものだったらしいです。

最高に気持ちいいお散歩でした!

お家に戻ると、「のりちゃん、あげるー」と、めいちゃんからのプレゼント。
おばちゃん涙目。優しいMちゃんの血が、娘さんたちにもちゃんと流れてるんだなー。