コム・ア・ラ・メゾン (COMME A LA MAISON)でディネ♪

とーってもかわいらしいフードライターの方とお食事する機会がありました。

彼女がお勧めする、赤坂TBS近くにある「コム・ア・ラ・メゾン (COMME A LA MAISON)」。
“家にいるように”という店名のとおり、やたら落ち着く店内。
シェフのほっこりする人柄ももろに出ているお店です。

食前酒はクローネンブルグにしました。えへへ。

このお店はコース料理はなく、アラカルトのみ。
2皿ずつオーダーして、5人でシェアしていただきます。
最初のお皿は、パテ・ド・カンパーニュ。
なんだろう、この異常な美味しさは…!!
アルマニャックでマリネした豚肉と鶏レバー、
一ヶ月寝かせて旨味がぎゅーーーーーーーーっと凝縮されています。
モリモリのコルニションも嬉しい。

ヤギのチーズ「ロカマドール」のサラダ。
香りがすごくいいから、これはヤギが苦手な人でもいけそう。
とろーりとろけたヤギチーズ、クルミや野菜と混ぜていただきます。
ああ幸せ。

さてビールを堪能したら、ワインをボトルでいただきます♪
あまり飲めない人の割合が多かったので、
はちみつのような甘味のあるジュランソン「ドメーヌ・コアペ」(Domaine Cauhapé / 写真左のボトル)を。

続いては、ラタトゥイユ。
こ・れ・は…!!!

なんなんでしょうね、このお店。
すっごくシンプルなお皿に見えて、もう目を閉じて美味しさの記憶をずっとずっと自分の中に残しておきたい、一口ごとに幸せを感じるのです。
ラタトゥイユって自分で作るとだいぶ「トマト煮込み」感がでてしまうんだけど、
ここのは茄子やパプリカ、タマネギ、とそれぞれに食感と旨味があって…感動。

続いてはじゃがいものクリームグラタン。
あー、シンプルって美味しい!!!

続いて…
「バスク風白身魚の赤ピーマン詰め トマトソース」
びっくりなビジュアルですが、いやー、仕事が丁寧!
想像を遥かに超える美味しさでした。

そして最後に、スープをいただきます。
「僕がこのお店に入ろうと決めたスープです」
とスタッフのお一人の運命を変えた「スープ・ド・ガルビュ」。
生ハムで出汁をとったスープで白いんげん豆、根セロリ、ジャガイモなどを崩れるまで煮込んだフランス南西部・ランド地方の伝統料理。
とろみは脂。ピマン・デスペレットの香りがたまらない…!!
なんて、なんて美味しいのでしょう!!!

お店の黒板にこのスープの材料が。
「et beaucoup d’amour」
これがシェフが一番大切にしていることなんだそうです♪

スープのお皿、絵柄が一皿一皿違うって話してたら、お店中のお皿を持ってきてくださいました!
ガルビュのお祭りの絵皿だそう。お客さんが買ってきてくれたものもあるのだとか。
毎年絵のテイストが違っていて面白い。

いや、さすがフードライターさん、デセールもたくさん召し上がります!
(目の前にあるので私ももちろんいただきましたが。。。)

“ミヤソン”(とうもろこし粉で作った焼き菓子)とキャラメルのアイス。

「今日のクレームブリュレ、絶好調です」
って仰るので、頼んでみたアニス風味のクレームブリュレ。
いやー、絶好調すぎ。美味しい。。。
独特なペルノーのあのアニス風味があるのにこんなに美味しいんですね!

そして私が一番大好きなフランスのデセール「フロマージュブラン」もありました。
栗のはちみつがけです…もう恍惚。お腹いっぱいのはずなのにどんどん進む。。。

「とてもなめらかなチョコレートとアルマニャックのアイス」。
さすがフランス南西部、アルマニャックがいろんなところに登場します。
アルマニャックアイス、絶品!!

締めはエスプレッソで。
あー、たくさん食べてたくさん楽しいおしゃべり。
気づけば4時間も経っていました…!笑

カヌレもすーごく美味しかったです。

かなり食べました…帰りは一駅歩いたんだけどそれでも全然消化し切れず、軽くデブ。。。
でもまた行きたいこのビストロ!
カウンター席もあるので、女性一人でもスープ一皿だけでも、気軽にふらっと立ち寄られる方もいらっしゃるみたい★
私も一人で…と思ったけども、いややっぱり大切な人と再訪しようっと♪

コム・ア・ラ・メゾン Comme A la Maison
東京都港区赤坂6-4-15 シティマンション赤坂 1F
営業時間 18:00〜23:00(L.O.)