ルイ・ガレル『小さな仕立て屋』Petit tailleur

My French Film Festival」。
実はまだ4本しか見れていません…
忙しいこともあるんですけど、生涯のマイベスト10にも入るんじゃなかろうかってくらいの作品に出会ってしまい、その作品ばっかり繰り返し見ているのです。

それがこちら。
ルイ・ガレル監督『小さな仕立て屋』(Petit tailleur)。

フィリップ・ガレルの息子であり、個人的“レオ様”ことジャン・ピエール・レオーが名付け親のルイ君(にしてはルイって結構フツーの名前だな)。
もうこんなにすごい仕事をやってのけたとは!!!

主役は今が旬のレア・セイドゥ。
ルイ君とレアちゃんと言えば、数年前にフランス映画祭で上映された『美しいひと』で共演していますよねー。で、これもDVD引っ張りだして見ているから、まあ時間が足りないったらありゃしない。

美しいひと [DVD]

本当は今年のMyfffも、時間ないし長編だけでいいかなー、と思っていたんだけど「短編のラインナップにレアちゃんがいるー☆」って全プログラム購入したのですよ。
いや、ホント、よかった。この作品が見れて。

父フィリップの作風も、レオ様出演作のトリュフォー作品も、全部のいいところをメランジェしたような作品。
突如入るスミスのBGM、レトロノスタルジーな雰囲気、主人公が「仕立て屋」という設定、ナレーションの入り方と声のトーン、不自然と極自然の入り交じった台詞、
レアちゃんの小悪魔的な微笑みと、白い乳房。

何もかもが、ツボ。

決して泣ける作品ではないのに、好きすぎて、何度も涙した。

フランスではDVD出ているってことで、早速amazon.frで購入しました。
春のフランス旅行まで待てないし、Myfffでは最初の鑑賞から3日間しか見れないんだもの!!!
送料も3本注文で18ユーロだったしねー。ユーロ安いうちに、利用しないとね。

恋人たちの失われた革命 [DVD]

白と黒の恋人たち [DVD]

内なる傷痕 [DVD]

えーっと、昨日の谷村新司の番組、ジェーン・バーキン様でしたね…
今日録画したのを見て、赤面…

まさか自分が映っているなんて…