ジェーン・バーキンのコンサートに行ってきました Jane Birkin sings Serge Gainsbourg "VIA JAPAN"

会社早退してジェーン・バーキンのコンサート Jane Birkin sings Serge Gainsbourg “VIA JAPAN” へ行ってきました。
ゆこちゃんは全休とってスタンバイ。
二人して心臓バクバクさせながら入場~

入場時にプログラム(セットリスト)が配布されるという、なんとありがたい心遣い。
(でも楽しみとドキドキが減ってしまう悲しさもあり)

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席は5列目。ち、近い…
「まだ入場されていないお客様がいらっしゃるため~」という理由で開演が遅れる。。。
飛行機か!!じらすねえ。
ドキドキが減るからセットリストを見ないようにしていたけど、さすがにこの待ち時間だとほとんど覚えてしまいました。

遅れること30分、会場の灯りが消え、「馬鹿者のためのレクイエム Requiem pour un con」のイントロが…
大きめの白いシャツ、ラフにボタンを開け、股上がかなり深いパンタロンのポケットに片手を入れ、コンバースを履き、ステージの真ん中からジェーンが登場。

必死で涙をこらえていたけれど、「ジョニー・ジェーンのバラード Ballade de Johnny Jane」で涙腺破裂。
(というよりはその前のMCで既に泣いていた)

少女のような無邪気な笑顔で、ジョニー・ジェーンの頃と変わらない足取りでステージを走り回る姿。
繊細で可憐な一面と、力強く聡明な一面と。
一人の女性に対する、プラスな形容詞を全て兼ね備えたジェーン。
途中一回だけ咳払いがあったけど、ハイトーンのウィスパーヴォイスは相変わらず人間離れしていて。
バンドメンバーと関係者、観客に対する感謝の気持ちを随所随所で見せ、会場中を愛で包み込んでいました。
御姿もかっこいいのだけど、ジェーン・バーキンという存在が、もう何もかも超越しているんだな。

演奏するメンバーが4人全員日本人。
音楽監督をピアノの中島ノブユキ氏が務めていらっしゃいます。
それも日本公演だけでなく、ワールドツアーの!
「日本人としてとても誇りに思う」というツイートを拝見しましたが、本当にその通りだと思います。
ジェーンの歌声の素晴らしさが際立って、見事に調和していました。
バイオリニストの金子飛鳥さんは、B.B.を遥かに上回る歌唱力で「コミックストリップ Comic Strip」を熱唱。ジェーンが楽しそうに一緒に歌うお姿を見て、また涙(いったい何回泣いただろう)。

Mon amour baiser では会場に降り立ち、ファンと直接触れ合うジェーン。
なんと客席の合間(膝をかすめたお客さん羨ましい!)を通り抜けるというパフォーマンス。
(国際フォーラムは二階席三階席には行けないのかしら)
先月のアムステルダムでのライブの様子がYoutubeにアップされていましたが…
多分一般人が撮影している映像のためリンクだけにしとこ↓
http://youtu.be/LM4PFwcM8tA
いや、日本のファンの熱狂ぶりはすごいのね。

アンコールは「プレヴェールに捧ぐ La chanson de Prévert」から。
もうこの頃マスカラ全落ちだよね。
最後のカーテンコールでは、スタンディング・オベーション。
感動しすぎて、ゆこちゃんと暫く放心状態に。

泣きすぎたのと感動が頂点に達したがあまり、セットリストを見返してみても記憶が飛んでいるようで(なので後日この記事加筆修正していきます。。。)上手く言葉にできていませんが…

とにかく「ありがとう」。

ジェーンからまたパワーをいただいた、とても素敵な夜でした。

Histoire De Melody Nelson: Super Deluxe

20th Anniversary Box Set

Essential Studio Albums 1958-87

セルジュ・ゲンスブール写真集 馬鹿者のためのレクイエム (P‐Vine BOOKs)

以下自分用メモ。

nestRobeのスタッフさんとジェーン→ http://p.twipple.jp/n4An5
nestRobe表参道店の壁にジェーンが絵を描いたそうです→ http://twitpic.com/7jusu3