#26 ストーン・ヘンジとバースと。

一人旅を好む「群れない女」な私が、今回バスツアーを利用した理由としては…
・mon mariが一緒の旅、フランス以外の国は私がガイドできない(フランスでもろくでもないのに)
・限られた時間(実質2日)で、欲張って色んなとこ行きたい
・ロンドンから離れた世界遺産観光、自腹で電車とバスで行ったら逆に高くつく
3年前に使ったモンサンミッシェルバスツアーが楽しかった

と、様々な理由がありますが…
今回はみゅうロンドンの「ストーンヘンジ・バース・カッスルクーム1日観光(豪華アフタヌーンティー付き)」に参加しました。

16 juillet 2011 パリ&ロンドン旅行記 5日目

小さなミニバスで出発。
日本人のガイドさん(実際観光地で案内はされないので、「観光アシスタント」というらしいけど)が車内でたくさんのトリビアを教えてくれます。

・ヨーロッパ最大級の空港であるヒースロー、滑走路は二本しかない。
・イギリスの車は右ハンドル。日本と同じ左車線走行。(と、これ以外にもヨーロッパで浮いてる点が多々あるため“ヨーロッパの異端児”とまで言われている)
車のナンバープレートは、前は黄色、後ろは白。理由は定かでないが、フランスやドイツと区別するためとか?
・イギリスの家には煙突がある。これはその家の暖炉の数。でもロンドンスモッグ事件以来、暖炉の利用は禁止されている。
(日本でも親御さん方、嘘つくの大変だなあと思いますが、イギリスではサンタさんの入り口をどうやって説明しているのか気になるところ)

などなど。
いつも車に乗ると「ぐう」と寝てしまう私ですが、ガイドさんのお話に耳を傾ける。

二時間くらい走ったでしょうか。ロンドンから200km、最初の目的地・ストーンヘンジに着きました。

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写真じゃわかりませんけど、プチ台風のような風と雨が…7月とは思えないくらい、寒い。

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以前は石のほうまで行けたそうなのですが、落書きなどのいたずらが後を絶たないため、遠くからしか鑑賞できません。

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想像していたよりも小さいです。パッと見、360度ほとんど同じ印象ですけど…ここのオーディオガイドってどんなんだったんだろ。。。(大雨のためこの日はオーディオガイドの貸し出しも中止してました)

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周りは何もありません。でもさすが世界遺産。ストーンヘンジ渋滞が遠くまで伸びてます。

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このストーンヘンジがなぜ作られたのかは謎に包まれているそうです。
礼拝堂?天文台?

んー、謎って言うことは、、、

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わけのわからない、ただの巨大な石を見ているということですよね。。。。

なんてたわけたことを抜かしてたけど、後でwikipediaで見たらひとつひとつに意味があるんですね…
計算されて作られてるのね。

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紀元前2500年頃に作られた、なんてのも不思議な感じで。
こーんな離れた位置から、7.5ポンド払って見ている訳ですよ、21世紀に生きる人間が。

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お土産屋さんもあったけど、あきらかにキャパオーバーでしょ!!!
全然商品が見れないーーーー

ちなみに、「ストーン」にかけた「ロックケーキ」なるものも売っているらしいです。
(不味いらしい)

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再びバスに乗り次の目的地へ。
走り出したらすぐに、前が見えないくらいの豪雨!!ワイパー破壊寸前っす。

こ、この辺鄙な土地で立ち往生するのか…と思いきや、豪快な運転手さん、順調に運転して時間通りに目的地へ到着。

バースの街に着きましたー。

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ついた途端雨も止んで、ホッと一安心。ただ…夏とは思えないほど寒いです、ええ。

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ガイドさん、ジョニー・デップ&ヴァネッサ・パラディの別荘(と思われるフラット)も案内してくれた!
ほう。こんな観光客だらけの街に別荘ですか(推定数億円とか)…

そしてバース・アビー近くで下車。

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イギリスでは土曜日に挙式するのが多いんですってね。この日もバース・アビーで挙式があって、1時間後でなければ中に入れないそうで。ものすごい人の数!!この奥に花嫁さんがいるみたいなんですけど…見えないー

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ローマン・バースには入館しなくてもガラス越しに見ることができます。

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そしてバースの温泉水を0.5ポンドで飲んでみることに。

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「美味しいものとは言えません…あと、お腹をくだしやすいのでお気をつけください」

ぐはーっ。確かに美味しくないーーーー。生温くて硬くてちょっとしょっぱくてーーー
なんとも言えないバース水の味・・・

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バース・アビーに入れる時間まで、しばしバースの街を散策。

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雨が降ったり止んだり。変な天気ではありますが、街全体から放出されてるマイナスイオンを体中に浴びながら。

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バースでどうしても見たかったのは、この街のポストカードにもなっている有名店「サリー・ラン」。

1680年にフランスから亡命してきた少女(サリー・ラン)が、匿ってくれた御礼に、とブリオッシュを焼いたのが「サリーラン・バン」の発祥なんだそうです。

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ここも大混雑だったので、サリーラン・バンすら買うのにも1時間以上かかりそうな気配…
「美味しくないですよ」という、とても正直なガイドさんのご意見もいただいたことですし、外から眺めるのみにしておく。

ブリオッシュと言っても、「ア・テット」な見た目ではなく、ホントにただのパンのような気がしますが。。。

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と、なんだかんだでフランスレーダーに反応してしまうのでした。