ボンマルシェのショーウィンドウ・ノエルヴァージョン

おフランスかぶれと言えども実はUKロックに血が騒ぐ。
「ノエル」という単語を聞いただけでドキドキするのです。

ああ、そうか。
クリスマスには何にも興味ないのに、フランスだとワクワクするのは、それもあるのかもね。

フランス語で、クリスマスは「ノエル」。

んなわけで、まさかクリスマスまで続くとは思わなかったフランス旅行記、まだまだ続きます。

le vendredi 27 novembre
7e jour

トロカデロからメトロ6番線に乗る。
メトロのくせにしばらく地上を走る演出をしてくれるこの線は、
いつまで経っても視界にエッフェル塔が入って来て興奮が止まりません。

脳内の自分は、「エッフェル」と書いた大きめのウチワ(裏側は「こっち向いて」と書いてある)を持って、黄色い声援を送っています。

そう言えば、どうでもいいけど、表参道のイルミネーション点灯式は近藤さん家のマッチだったんだね!
ギンギラギンにさりげなく歌ったんだって?
シャルロット・ゲンズブールのシャンゼリゼ通り点灯式と比較しちゃなんだが、とてつもなく面白いじゃないか!!
やるな、ニッポン。そう言うセンス、わかってるよねー。

で、メトロを乗り継いでやって来たのがRue de Bac。

メトロを降りた瞬間に、老舗デパート・ボンマルシェがあります。
ラファイエットやプランタンと違って、独特なノエル用ショーウィンドウ。
ちょっと芸術のレベルが高過ぎて、凡人にはわかるまい。

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奥のオブジェに、口が映し出されて、ジュジュジュジュ、アザブジュバーン(タモリ風フランス語)ってしゃべってるの。

どひゃー。
子供が見たら、泣くよ?

で、隣を見てみると

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大量の白眼鏡。
ところどころに生身の人間の目が投影されていて…

もうさあ、アートってよくわかんねえよなー

なんてほざきながらも、ウィリアム・クラインとアラン・レネの作品と結びつけたりして、ちょっと知的な脳内妄想。

はい、そしてやってきました奇跡のメダイユ教会(Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuse)!
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ちょうどミサの最中で、ものすごーーーーーい人!!
メダイユの売り場が移動していて、まだ開かない様子。

んじゃ、ボンマルシェの食料品館、行ってみよーーー!!