東京国際映画祭「がんばればいいこともある」

ただいま絶賛開催中の東京国際映画祭へ。週末は行けなかったので、あたふたしながら仕事を終わらせて平日夜の六本木ヒルズへ

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森ビル前にあるリーマンブラザーズの石碑(?)を、なんとなくヒトゴトだと思えない感じで見つめる。社員のみなさん、心中お察しいたします。
観客数がたくさん!って情報を聞いていたんだけども、ヒルズ、閑散としてました。まあ時間も時間だしな。

しかし観たい映画って時間が重なるんだよなー。アンナと過ごした4日間も観たかったんだけど、全編フランス語のがんばればいいこともある Aide toi et le ciel t’aideraにしました。

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イブラヒムおじさんとコーランの花たちのフランソワ・デュペイロン監督作品。単純に面白かった!

それほど離れていないパリへ行くのにも、かなりの覚悟がいるってくらいの人たちが集う、とある郊外の街。そこにはアフリカからの移民や、年金が少ししかもらえない老人、パリに住むことができない人々…様々な人種が共存している。
決して裕福ではないけれど、貧困でもない、ある家族の肝っ玉おかん物語。

さすがです。どんな困難に立ち向かおうとも「必ず解決法があるから」を口癖になんとか乗り切る。ん?乗り切っているのか?見ているこっちがハラハラするわ。
発想の転換とか優先順位のつけかたとか、絶対間違ってるんだけども、憎めない。やっぱりこの世界で一番強い生物は、母親だ。

髪を振り乱しながら穴を掘る姿や、男へ恋する瞬間…いろんな場面で、フェリシテ・ウワシー演じるおかんが、前の会社のA原さんと重なってしまった。それで途中からA原さんにしか見えなくなってしまったのが、ちょっと残念。

425/853″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>映画の後にフェリシテ・ウワシーさんが壇上に上がりティーチイン。

映画の中では(エクステもつけてたらしいけど)長かった髪がない!スキンヘッドだ!かっこいーい。豪快な母親を演じていたから、もっとデカくてどっしりしたイメージを勝手に抱いていたけど、真っ黄色のドレスに身を包んだ実際の彼女は意外と華奢でした。

あまりにも聞き易いフランス語に耳を傾けていたら、写真を撮るのを忘れていた帰り際に急いで撮ったんだけど…誰だかようわからん。ああ、残念。

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あー、早くエッフェル塔を拝みたい。
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本日のパリ貯金

¥204

(計:¥25,508
 約188.3ユーロ)

映画が1,000円で観れるのはいいよな。